mac finder サイドバー 表示されないときの直し方|原因別に4か所を確かめる

MacのFinderでサイドバーが表示されないときは、まずメニューバーの「表示」から「サイドバーを表示」を選びます。この項目が淡色で選べないなら、先に「表示」から「ツールバーを表示」を選ぶと、サイドバーも出せるようになります。サイドバーは出ているのに中身が見当たらない場合は、見出しの折りたたみと、Finderの設定のチェックボックスを確かめます。この記事では、この4か所を症状ごとに順に確かめる手順を、Appleの公式ページの記載に沿って説明します。

症状から当たる場所を決める

サイドバーが「表示されない」という症状は、実際には3つに分かれます。どれに当たるかで、確かめる場所が変わります。

症状 確かめる場所
左の列そのものがない 「表示」メニューの「サイドバーを表示」
「サイドバーを表示」が淡色で押せない 「表示」メニューの「ツールバーを表示」
列はあるが「よく使う項目」などの中身がない 見出しの折りたたみの矢印
「書類」「ダウンロード」など特定の項目だけない Finderの設定の「サイドバー」

当てずっぽうに設定を変えていくと、直ったときに何が原因だったのか分からず、同じことが起きたときにまた迷います。上の表で症状を1つに絞ってから、該当する節に進んでください。

左の列そのものがないとき

左の列がまるごとない場合は、サイドバーが非表示に切り替わっています。Appleのサポート記事「Finderウインドウにサイドバーが表示されない場合や項目が見つからない場合」の手順は次のとおりです。

  1. サイドバーのない窓が開いていて、前面になっていることを確かめる
  2. メニューバーの「表示」メニューから「サイドバーを表示」を選ぶ

ここで大事なのは1つめの手順です。「表示」メニューの操作は、前面にある窓だけに効きます。別の窓を前面にしたまま「サイドバーを表示」を選んでも、困っている窓は変わりません。

「表示」メニューの項目名は、今の状態を表しています。隠れているときは「サイドバーを表示」、見えているときは「サイドバーを非表示」と書かれます。左の列が見当たらないのに「サイドバーを非表示」と書かれている場合は、サイドバーは表示されていて、幅がとても狭くなっている状態です。窓の左端にポインタを合わせ、分割線を右へドラッグして幅を戻します。

「サイドバーを表示」が淡色で押せないとき

「表示」メニューを開いても「サイドバーを表示」が淡色で選べないことがあります。Appleの「Macユーザガイド」のFinderサイドバーをカスタマイズするのページは、この場合の手順を明記しています。

「サイドバーを表示」が淡色で表示されている場合は、「表示」>「ツールバーを表示」と選択します。 出典: support.apple.com

つまり、ツールバーが隠れている窓では、サイドバーだけを出すことができません。まず「ツールバーを表示」で窓の上部の帯を戻し、その後に「サイドバーを表示」を選びます。ツールバーが消える原因としては、ショートカットの押し間違いがよくあります。Appleのショートカット一覧では、option + command + T が「現在のFinderウインドウでタブが1つ開いているときに、ツールバーの表示/非表示を切り替えます」と説明されています。

ショートカットはページによって書き方が違う

サイドバーの表示を切り替えるキーボードの組み合わせは、Appleのページによって書き方が違います。2026年10月9日に確かめた時点で、Macのキーボードショートカットの一覧には option + command + S と書かれ、表示されない場合のサポート記事には control + command + S と書かれていました。

どちらか一方を押して反応がなければ、もう一方を試します。それでも変わらない場合は、キーボードの組み合わせに頼らず、「表示」メニューから選ぶのが確実です。メニューの項目の右側には、そのMacで実際に割り当てられている組み合わせが表示されるため、そこで確かめた組み合わせを覚えておけば、次からは迷いません。

なお、「システム設定」の「キーボード」でアプリごとのショートカットを変えている場合は、上のどちらも効かないことがあります。この場合もメニューの右側の表示が手がかりになります。

列はあるのに中身が見えないとき

サイドバーの列は出ているのに、「よく使う項目」「場所」「タグ」といった見出しの下に何もない場合は、セクションが折りたたまれています。Appleのサポート記事によると、セクション名の上にポインタを置くと横に矢印が表示され、クリックするとそのセクションの項目の表示と非表示が切り替わります。

矢印はポインタを置いたときにしか表示されないため、見出しだけが並んでいると、壊れたように見えます。見出しの文字の右端あたりにポインタを動かし、矢印が出るかを確かめてください。セクションごとに別々に折りたためるため、「よく使う項目」だけが閉じている、という状態もよくあります。

特定の項目だけ見当たらないとき

サイドバーもセクションも出ているのに、「iCloud Drive」「ダウンロード」「書類」といった特定の項目だけがない場合は、Finderの設定を確かめます。手順は次のとおりです。

  1. メニューバーの「Finder」から「設定」を選ぶ
  2. 設定の窓の上部にある「サイドバー」をクリックする
  3. 表示したい項目のチェックボックスにチェックを入れる

ここに並んでいるのは、macOSが最初から用意している標準の項目だけです。自分で追加したフォルダやファイルは、このチェックボックスにはありません。Appleのサポート記事は、自分で追加した項目がサイドバーから外れた場合、command キーを押しながらサイドバーの「よく使う項目」へドラッグすれば元どおりに追加できると案内しています。フォルダであれば、フォルダを選んで control + command + T を押しても追加できます。

サイドバーの項目は元のフォルダを指すエイリアスのため、項目が外れても元のフォルダは消えていません。Finderの「移動」メニューの「フォルダへ移動…」(shift + command + G)でパスを打ち込めば、元のフォルダへたどり着けます。

外付けディスクやiCloud Driveが出てこないとき

外付けディスクやUSBメモリをつないだのにサイドバーに出てこない、iCloud Driveの項目がない、という場合も、確かめる場所は同じFinderの設定の「サイドバー」です。この画面には「よく使う項目」だけでなく、「iCloud」や「場所」のセクションに並ぶ項目のチェックボックスもあり、外したものはサイドバーに表示されません。Appleのサポート記事でも、「iCloud Drive」がサイドバーに表示されない場合の手順として、この画面のチェックボックスが案内されています。

チェックが入っているのに外付けディスクが出てこない場合は、ディスク自体がMacに認識されていない可能性があります。この場合はサイドバーの設定ではなく、ディスクの接続を確かめる段階です。Finderの「移動」メニューの「コンピュータ」(shift + command + C)を開くと、認識されているディスクが一覧で表示されるため、そこに出ているかどうかで切り分けられます。

サイドバー以外の帯も一緒に確かめる

Finderの窓には、サイドバーのほかにも表示と非表示を切り替えられる帯がいくつかあります。サイドバーと一緒に消えていることもあるため、Appleのショートカット一覧で確かめた組み合わせを並べておきます。

帯 切り替えのショートカット 「表示」メニューの項目
パスバー option + command + P パスバーを表示
ステータスバー command + スラッシュ(/) ステータスバーを表示
タブバー shift + command + T タブバーを表示/タブバーを非表示
プレビュー shift + command + P プレビューを表示

中でもパスバーは、ターミナルと併用する人に役立つ帯です。窓の下部に、今開いているフォルダの階層が「Macintosh HD」から順に並び、どの場所を見ているかがひと目で分かります。サイドバーを戻すついでに、パスバーも表示しておくと、ターミナルの現在地と見比べやすくなります。

直った後に、同じことを起こさないために

サイドバーが消える原因の多くは、キーボードの押し間違いです。option + command + S や option + command + T のように、command と option を組み合わせたショートカットは、別の操作をしようとして指が隣のキーに触れたときに起きがちです。直ったら、「表示」メニューの右側に書かれた組み合わせを一度見ておくと、次に消えたときに自分で戻せます。

もう1つの原因は、設定の窓での操作です。Finderの設定の「サイドバー」で、整理のつもりでチェックを外した項目は、そのMacの全てのFinderの窓から消えます。外す前に、どの項目を毎日使っているかを確かめておくと、後で探し回ることがありません。

サイドバーに頼り切らない作業の組み立て方

Finderのサイドバーは便利な入口ですが、消えたり項目が外れたりすると、そこから先の作業が止まります。とくに、ターミナルやAIのエージェントと並べて作業している人は、Finderでフォルダを開き、ターミナルでそこへ cd し直す、という手順を毎回2つの窓で繰り返しています。サイドバーが使えないと、この行き来がさらに増えます。

この行き来をまとめる方法として、フォルダとターミナルとAIが同じ窓にあるファイル管理アプリがあります。サイドバーで選んだフォルダとターミナルの現在地が一緒に切り替わるため、cd を打つ必要がありません。外付けディスクや書類フォルダなど別々の場所にあるフォルダを、ファイルを動かさずに1つの案件の下へ並べられ、サイドバーに出す名前もフォルダの名前と別に付けられます。

機能の一覧はできることに、Finderとの違いは他のファイル管理との比較にまとまっています。Mac単体の機能は期限なく無料で、詳しい条件は料金のページに、動作環境などはよくある質問にあります。

よくある質問

Finderの「サイドバーを表示」が淡色で押せないのはなぜですか?

ツールバーが隠れている窓では、サイドバーだけを出せないためです。Appleのガイドでは、「サイドバーを表示」が淡色のときは、先に「表示」メニューの「ツールバーを表示」を選ぶよう案内しています。ツールバーが戻れば、「サイドバーを表示」が選べるようになります。

サイドバーを表示するショートカットは何ですか?

Appleのキーボードショートカットの一覧では option + command + S、表示されない場合のサポート記事では control + command + S と、ページによって書き方が違います。反応しないときはもう一方を試し、それでも変わらなければ「表示」メニューから選んでください。メニューの右側に、そのMacで使える組み合わせが表示されます。

サイドバーの「よく使う項目」の中身が全部消えました。元に戻りますか?

多くの場合は折りたたまれているだけです。見出しの上にポインタを置くと矢印が表示されるので、クリックすると項目が戻ります。標準の項目が足りない場合は、「Finder」メニューの「設定」から「サイドバー」を開き、チェックを入れます。自分で追加したフォルダは、command キーを押しながらドラッグすると追加し直せます。

サイドバーから項目が消えたとき、元のフォルダも消えていますか?

消えていません。サイドバーの項目は、元のフォルダやファイルを指すエイリアスで、外れても元の場所にはそのまま残っています。Finderの「移動」メニューの「フォルダへ移動…」にパスを入力すれば開けます。開けたら、control + command + T でサイドバーに追加し直せます。

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